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院長コラム【目と健康のおはなし】:いしかわ眼科

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院長コラム【目と健康のおはなし】

バックナンバー 2016年5月のONAIR

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放送日 内容

2016年5月7日

ここに注意!アイメイクによる目のトラブル

目元の化粧は、トラブルの頻度が高い!?

 

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アイメイクの際の注意点についてです。「つけまつげ」や「まつげエクステ」を付ける時で知って頂きたいのは、目の周りの皮膚は顔の中でも、一番薄くてデリケートで、「まつげエクステ」を付ける接着剤がかぶれの原因になることがあります。また、直接、接着剤が目に入ると角膜炎や結膜炎の原因になる場合があります。コンタクトレンズを使っている方はコンタクトレンズに接着剤の成分が付着すると簡単には取れませんから、障害を起こす可能性が高くなるためさらに注意が必要です。「まつげエクステ」を付ける場合は、コンタクトレンズを外した状態で、資格のある方に付けてもらってください。「まつげエクステ」を付けて、「目がしみる」など、症状が出た場合は、「まつげエクステ」を外して、眼科で相談してください。目元の化粧は、トラブルの頻度が高いと言われています。お化粧をする方の25%が、「眼の痛み」など、何らかのトラブルを経験しているのではないか、というデータがあります。アイメイクの際の注意点は、まず、「まつげの生え際の内側まで、化粧品を塗らない」ことです。これは、目に化粧品が直接入るのを防ぐためと、まつげの生え際の内側にあって、眼球の乾燥を防ぐため瞼から脂を出す役割をしているマイボーム線を塞がないためです。これをお化粧で塞いでしまうと、ドライアイの原因になったり、症状を悪化させることになるのです。またコンタクトレンズを使っている人は、お化粧の順番に注意が必要です。化粧品の多くは油性の物が多いので、石鹸でしっかり洗わないと、手に着いた化粧品の成分は落ちません。その手でコンタクトレンズを触ると、曇りの原因になりますし、目のトラブルの原因にもなります。お化粧する前に、コンタクトレンズは装着しましょう。また、コンタクトレンズの油汚れは、簡単に取れませんから、頻繁にお化粧する人は1日使い捨てコンタクトレンズのほうが向いています。洗顔はコンタクトレンズを外してから行いましょう。

2016年5月14日

緑内障①~隠れ緑内障にご用心!~

日本における失明原因、第1位!

 

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緑内障は、視神経が傷ついていくことで、視野がだんだん狭くなっていく病気で、日本における失明原因、第1位です。日本緑内障学会の調査では、40歳以上の20人に1人が緑内障であるという結果が出ています。しかしながら緑内障の治療を受けているのは、全体の1割という調査結果が出ています。つまり、病気があるのに気づいていない「隠れ緑内障」の方が大勢いるんです。一番大きな原因は、「緑内障の初期から中期では、自覚症状がほぼない」、ということがあげられます。・視野が狭くなっても病気の進行が緩やかなため、見え方に慣れてしまい、小さなサインに気づかない。・普段は、両目で見ているので、片方の視野が欠け始めても、もう片方の目が補って病気を自覚しにくい。脳が見えない部分の映像を、これまでの経験から補ってしまう。こういった事が原因です。「人によくぶつかる」というのは、実は危険なサインだったりします。緑内障の場合、かなり進行した状態でないと、視力は低下しませんから、視力検査のみではわかりません。視力が良いからと言って安心はできないんです。自分が緑内障かどうか知るためには、眼科を受診するのが1番です。1回の受診で、緑内障かどうか、緑内障の心配がないか、わかります。特に、眼の内圧を測定する「眼圧検査」、眼の奥の方の視神経をみる「眼底検査」が大切な検査になります。「眼圧」は、言い換えれば「眼の堅さ」です。眼圧が高いと緑内障の可能性、これから緑内障になる可能性が高くなります。また、眼底検査で、眼と脳をつなぐ視神経の始まりの部分を観察すると緑内障かどうかが良くわかります。痛みのある検査ではないので安心してください。

2016年5月21日

緑内障②~早期発見と適切な治療~

9割は気づいていない「隠れ緑内障」。

 

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緑内障の怖さは、「気づきにくい」「知らない間に進行してしまう」というだけではなく、障害を受けた視神経は、元に戻らないということです。知らずに進行して元に戻ることがない「一方通行」の病気なのです。緑内障の場合、治療目標は良くする事ではなく、悪くしない事。つまり「現状維持」が最高の目標になるわけです。そこで大切になるのが「早期発見」です。早期発見して、治療すれば、失明に至る可能性はグンと減ります。主な治療は、眼の堅さである眼圧を下げる事です。点眼薬やレーザー治療、手術などの方法があって、最初は点眼薬で治療を開始し、進行具合を見ながら必要に応じて他の治療を検討するということになります。眼圧は自分でわかないので効果を実感しにくいですがコツコツ続ける事が大切です。「緑内障の手術をしたのに症状が良くならない」と相談を受けることが多いのですが、残念ながら手術で失われた視野が戻る事はありません。眼圧が高いと緑内障を患う可能性が高くなるのは事実ですが、日本人の場合、眼圧の検査値が正常でも緑内障になってしまう「正常眼圧緑内障」というタイプが圧倒的に多い事がわかっています。これは、眼圧が正常で異常をきたす場合と、病院で検査する昼間は眼圧が低く、夜に眼圧が高くなる場合があります。後者の場合、夜間の眼圧を低下させることで、進行を抑えられる可能性があります。前者の場合、考え方が少し難しくなります。実は、緑内障の原因は眼圧が高くなる以外はっきりとはわかっていないのです。正常眼圧緑内障でも元の眼圧より、さらに眼圧を下げれば進行が緩やかになることはわかっているので、目標とする眼圧を眼科医と一緒に探りながら適切な眼圧値にコントロールしていくのが大切です。

2016年5月28日

日本人の目は乾いてる!?患者数2000万人~ドライアイ~

涙が出ているからといって「ドライアイではない」とは、言い切れない!

 

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現在、日本には2000万人の患者さんがいると言われています。ただ、「ドライアイ」というのは、単純に涙の量が減ってしまう状態のみを指すのではなく、涙の質の変化も含めて目の表面の角膜や結膜に障害を生じる状態を表し、涙が出ているからといって「ドライアイではない」とは、言い切れないのです。いくつかの症状をあげるのでセルフチェックしてみましょう。「目が疲れやすい」「目ヤニがよく出る」「目がゴロゴロする」「目が重たい感じがする」「目が乾いた感じがする」「目が痛い」「何となく目に不快感がある」「不意に涙が出る」「目が充血している」「物がかすんで見える」「目がかゆい」「光を見るとまぶしい」 この中で5個以上症状があったら、ドライアイの可能性が高いです。ドライアイの原因としてまず、皆さんが必ず関係してくるのは、年齢の変化です。健康な人でも年齢と共に、涙の分泌量は減ってきます。また、涙の質も変化します。具体的には、涙の中の油分が少なくなって、涙が蒸発しやくなります。そして、ある種の病気でも涙の分泌量が減少する事が知られています。女性に多い病気で、目と共に口も渇く「シェーグレン症候群」という病気です。あと、お薬の影響で減る事もあります。若い人の場合、生活習慣に問題があるケースが多いと言われています。「遅くまで起きている人」「ストレスが多い人」なども、涙の質と量が低下します。そして、現在、問題になっているのはパソコンやゲーム機、スマートフォンなど を長時間使うことによって、ドライアイが誘発されている事です。画面を集中して見続ける為、通常1分間に20~30回している「まばたき」の回数が1/3に減ると言われています。「まばたき」は、目の表面に涙を再分配して、目の表面の涙を新しいものにする役割があるので、まばたきの回数が減ると、障害を受けやすくなります。対策は点眼薬をつけて目を保湿する事があげられます。ドライアイ用のものがありますから、眼科医と相談して使うのがベターです。また、乾燥した環境なら加湿器などを使用する、スマートフォンを長時間使用し続けないことも大切です。

 

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